タンギズム誕生のはなし・・・
2019年2月7日 木曜日の午後、この「タンギズム®︎」というワードが頭に浮かびました。
この日、私は 年上アラカンの友人と久しぶりに会い、お茶を飲んでいました。
スタバでコーヒーを飲みながら
「そーだ、じゅんちゃん 一緒にズンバ踊りにいかない?」と誘われましたが
「ええ? やだ。 行かない」 と瞬殺で断ってしまいました(笑)
(※ ズンバLOVEな皆さまごめんなさい!)
で、 どうして 急にズンバにハマったの? と聞いてみたところ
踊るのがそもそも好きで、ノリノリで アップビートで動くことが楽しい と言っていました。
そうなんですよね。 踊るのが好きな方は 「イエ〜イ」 って
自分の感情を開放させることを感覚としてすでに知っている ので、
おそらくズンバに限らず どんな系統のダンスやエクササイズでも
チャレンジできるんですよね。
では、どうして これほどダンスの先生を長く経験してきた私が
ズンバのお誘いを断ったかと言うと
音楽の系統 と ノリ が今の私にはマッチしないことを知っていたから です。
私自身は ある程度 様々なダンスを勉強してきましたので、内容はわかっています。
そのこととは別に、私の中で 好む音楽や 雰囲気 というものがあり
それは 人それぞれ 和食が好きか 洋食が好きか のような テイストの好みに
違いがあるのと同じようなものだと思っています。
私はアッサリした食べ物が好きなので、 焼肉の誘いを断った というのと
ほぼ同じなのですね。
そうして考えた時、
ダンスも同じだな、と気づきました。
例えるなら アルゼンチンタンゴやクラシック、ジャズなどは 和食で
ズンバやサルサ、ラテン、ポップス、ロックなどは洋食といった感じでしょうか。
健康を考え、ダンスやエクササイズをしたいと思っても
世の中にたくさんある ダンス・エクササイズ・フィットネス系のサービスは
洋食ばっかりかもしれないな・・と思ったのです。
有酸素運動で 思いっきり滝汗をかくことが目的であれば、
すでにたくさんそのようなサービスはあります。
ですが、正直 40代以降、だんだん体も疲れやすくなるばかりな上に、
本気で運動しなきゃヤバイお年頃・・・それなのに、ちょうど良いサービスがない
さらに もうちょっと上の世代 70代からになると 途端に
らくらく体操 的なものになってしまう(汗)
それなら お洒落でシンプルで和食な感じの フィットネスを私がつくろう ということで
思いついたのが この タンギズム®︎なのです。
あの インスピレーションの瞬間はよく覚えています。
それを思いついて以降 アラカン友人の話は まったく頭に入ってきませんでしたから(笑) ←ごめん
ですが、すぐには タンギズム®︎を始動出来ず、
私には母の介護に加え、教室での日常業務、そして日々の生活
もうそれで精一杯で 余白ゼロ という感じでしたので
もどかしい気持ちを抱えつつ、しばらく足踏みしていました。
この日、私は 年上アラカンの友人と久しぶりに会い、お茶を飲んでいました。
スタバでコーヒーを飲みながら
「そーだ、じゅんちゃん 一緒にズンバ踊りにいかない?」と誘われましたが
「ええ? やだ。 行かない」 と瞬殺で断ってしまいました(笑)
(※ ズンバLOVEな皆さまごめんなさい!)
で、 どうして 急にズンバにハマったの? と聞いてみたところ
踊るのがそもそも好きで、ノリノリで アップビートで動くことが楽しい と言っていました。
そうなんですよね。 踊るのが好きな方は 「イエ〜イ」 って
自分の感情を開放させることを感覚としてすでに知っている ので、
おそらくズンバに限らず どんな系統のダンスやエクササイズでも
チャレンジできるんですよね。
では、どうして これほどダンスの先生を長く経験してきた私が
ズンバのお誘いを断ったかと言うと
音楽の系統 と ノリ が今の私にはマッチしないことを知っていたから です。
私自身は ある程度 様々なダンスを勉強してきましたので、内容はわかっています。
そのこととは別に、私の中で 好む音楽や 雰囲気 というものがあり
それは 人それぞれ 和食が好きか 洋食が好きか のような テイストの好みに
違いがあるのと同じようなものだと思っています。
私はアッサリした食べ物が好きなので、 焼肉の誘いを断った というのと
ほぼ同じなのですね。
そうして考えた時、
ダンスも同じだな、と気づきました。
例えるなら アルゼンチンタンゴやクラシック、ジャズなどは 和食で
ズンバやサルサ、ラテン、ポップス、ロックなどは洋食といった感じでしょうか。
健康を考え、ダンスやエクササイズをしたいと思っても
世の中にたくさんある ダンス・エクササイズ・フィットネス系のサービスは
洋食ばっかりかもしれないな・・と思ったのです。
有酸素運動で 思いっきり滝汗をかくことが目的であれば、
すでにたくさんそのようなサービスはあります。
ですが、正直 40代以降、だんだん体も疲れやすくなるばかりな上に、
本気で運動しなきゃヤバイお年頃・・・それなのに、ちょうど良いサービスがない
さらに もうちょっと上の世代 70代からになると 途端に
らくらく体操 的なものになってしまう(汗)
それなら お洒落でシンプルで和食な感じの フィットネスを私がつくろう ということで
思いついたのが この タンギズム®︎なのです。
あの インスピレーションの瞬間はよく覚えています。
それを思いついて以降 アラカン友人の話は まったく頭に入ってきませんでしたから(笑) ←ごめん
ですが、すぐには タンギズム®︎を始動出来ず、
私には母の介護に加え、教室での日常業務、そして日々の生活
もうそれで精一杯で 余白ゼロ という感じでしたので
もどかしい気持ちを抱えつつ、しばらく足踏みしていました。
タンギズム®︎のプレゼン失敗におわる
そんなあるとき、私の教室ラ・クンパルシータを開くきっかけになった
キーパーソンから電話がかかってきました。
関西人のその おっさん(笑)は
「おい、明日 東京行くねんけどなー 会われへんかー?」 と。
いつだって唐突に嵐のようにやってくる おっさんなのですが、ほとんどの場合
この人が出現するとき、わたしの運命は動きます。
そして、この時は、南麻布で事業をされてる素敵な女性を一緒に連れてきて、
私に紹介してくれました。
彼女は、イヤーセラピーやファスティングなどを扱う協会ビジネスをされていて、
ぜひ自分のところでタンギズム®︎をやってほしい、と言ってくれたのです!
そこで、私は大喜びでプログラムを考え、
彼女とその協会の社員さんたちへプレゼンをする機会を頂きました。
その時は、今のタンギズムの内容とはかなり違うもので、
ウォーキングをメインにした内容になっていたのですが・・・
結果は惨敗
「ちょっと難しすぎる・・」
「伝えづらい・・・」
そのような理由から 企画を取り上げてもらうことは出来ませんでした。
おかしいなあ〜・・ あの おっさんが出現したなら動くはずなのに・・
そう思いつつ、また数ヶ月が過ぎました。
でも、そのおっさん・・
「おい、これ イケる思うでー」 と 言い残して大阪へ帰って行ったのです。
COVID-19 というきっかけ
2020年から、皆さまご存知のように世界は大変な試練となりました。
私たちの教室、ラ・クンパルシータも閉鎖しました。
そして、教室を閉めてすぐに、わたしは「おうち de TANGO」という
オンラインレッスンをはじめました。
これを続けるうちに、 自分が その昔、ほんとに昔々・・20年以上前
アルゼンチンタンゴを修行し始めたばかりの頃にしていた 自主練を思い出したのです。
私は、師匠の元へ弟子入りしたばかりの頃、一番下っ端でしたから
いつも一人で練習していました。
でも、私としては大好きなアルゼンチンタンゴの曲で、
ひとり自由きままに踊ることはとても楽しかったのです。
そして、 ダンスを生業にしていくことを心に決めた際には、
運動理論や体についての知識を学び、
そこに基づく練習を自分なりに考えてするようになってゆきました。
「おうち de TANGO」によって、その当時のことを思い出したのです。
なので、最初に大阪のおっさんから紹介してもらった素敵な女性へのプレゼン内容ではなく、
私がアルゼンチンタンゴをつくっていった原点の内容を思い出し、
整えてつくり直した内容が、現在のタンギズム®︎です。
新型コロナウィルスは 私たちにとても大きな試練を与えましたが、
それがなければ、日々の生活でギューギューな中、
このタンギズム®︎は生まれなかったかもしれないと思います。
アルゼンチンタンゴは特殊なダンス?
正直に言うと、アルゼンチンタンゴは数あるダンスの中でも、
難しい方だと思います。
ペアダンスなので、基本的には練習にお相手が必要ですし、
男女のコミュニケーションが重要なカギにもなります。
でも、アルゼンチンタンゴという異国の謎めいたワードや、その音楽に
なんとなく惹かれるという方は多いのではないかと思います。
難しそうで、あまりにも自分の人生にタンゴなんて関係ない という感じがするから
近づかないのではないかと思いますが
そんな人にこそ、このひとりで踊るタンゴ「タンギズム®︎」をぜひ試していただきたいです。
難しい方だと思います。
ペアダンスなので、基本的には練習にお相手が必要ですし、
男女のコミュニケーションが重要なカギにもなります。
でも、アルゼンチンタンゴという異国の謎めいたワードや、その音楽に
なんとなく惹かれるという方は多いのではないかと思います。
難しそうで、あまりにも自分の人生にタンゴなんて関係ない という感じがするから
近づかないのではないかと思いますが
そんな人にこそ、このひとりで踊るタンゴ「タンギズム®︎」をぜひ試していただきたいです。
2WAY - TANGOへ
新型コロナウィルスが流行する直前のこと、
実は 2WAY-TANGO (ツーウェイ・タンゴ)というものを始めたばかりでした。
これも、私の中で1つの 夢の構想だったのですが、
一言で言うと、アルゼンチンタンゴを男女で踊るもの と限定せず、
誰と踊ってもOK 、男も女も 背の高さ、体型、年齢、LGBT 関係なく
自由なコミュニティの在り方です。
ステップは極限までシンプルにし、音楽と相手を何よりも大切にする、
そんなタンゴをつくりたい と思っていました。
コロナウィルスによって、たった1回やっただけで頓挫してしまったのですが、
今 はっきりわかります。
タンギズム®︎と2WAY TANGO はつながっています。
もう、近い未来、タンギズム®︎のコミュニティが広がり、
その仲間で 2WAY TANGO を楽しめるようになるだろう、そう思っています。
タンギズム®︎の未来にワクワクしています。
五十嵐純子
実は 2WAY-TANGO (ツーウェイ・タンゴ)というものを始めたばかりでした。
これも、私の中で1つの 夢の構想だったのですが、
一言で言うと、アルゼンチンタンゴを男女で踊るもの と限定せず、
誰と踊ってもOK 、男も女も 背の高さ、体型、年齢、LGBT 関係なく
自由なコミュニティの在り方です。
ステップは極限までシンプルにし、音楽と相手を何よりも大切にする、
そんなタンゴをつくりたい と思っていました。
コロナウィルスによって、たった1回やっただけで頓挫してしまったのですが、
今 はっきりわかります。
タンギズム®︎と2WAY TANGO はつながっています。
もう、近い未来、タンギズム®︎のコミュニティが広がり、
その仲間で 2WAY TANGO を楽しめるようになるだろう、そう思っています。
タンギズム®︎の未来にワクワクしています。
五十嵐純子